種・ing



「種ing(たねいんぐ)」では、世界中で支援に関わるTAスタッフの自己研さんの様子を伝えます。与えられた業務において、開発途上国の人びとと共によい種をまき、育て、大きな実を成らせるために、日々、勉強しています。

社内勉強会開催

ISO9001活動の一環として品質管理の一つである、製品(サービス)要求事項への適合に影響がある仕事に従事する従業員の力量向上のため、研修管理の強化に取り組んでおります。この研修の中には、今までも継続して開催していました社内勉強会があります。2014年以降は以下の通り実施してきました。また、これまで勉強会で蓄積された教材や手法などについて広く皆様の意見を取り入れて改善する目的で、今後の勉強会よりを社外への開かれたものとすることもISO委員会では、検討を開始しています。

社内勉強会 実施結果

研修名 概要 レクチャラー
(敬称略)
実施日
母子栄養管理について  ジンバブエで実施している「母子栄養管理強化」プロジェクトについて、第一年次に実施したLQAS票及びフォーカスグループディスカッション手法を使った現地栄養状況調査の結果や、CIYCF(Community Infant and Young Child Feeding)研修実施報告を行いました。また、第二年次の活動内容として計画した、EPI活動と栄養サービスの統合構想も提示されました。 西光 2014/4/16
TCM研修 現場で活PDCAサイクルに基づいて研修をシステマティックに運営するツールであるトレーニングサイクルマネジメント(Training Cycle Management: TCM)について、実際に本手法を導入してTAが実施した過去のプロジェクトにおけるその効果を検証し、今後のより有効な活用方法について議論しました 建野 2014/5/1
疫学統計の基本から実用まで 統計学について、統計分析で扱う変数の種類、統計学的推定、検定(t検定、カイ2乗検定)、単相関について学習した。疫学では罹患率、有病率、リスク比など疫学的指標や記述疫学、分析疫学、介入研究といった疫学研究の種類や進め方について学習した。 松葉 2014/5/29
ビジネスベーシックスキル向上 「プレゼンテーションて何?」「どう組み立てるの?」「パワーポイントはどんなときに使うと効果的なの?」「見やすいレイアウトは?」「存在感を出したり目を引くためには?」「画像の効果的な使い方は?」といったそもそも論から効果的なパワーポイントスライドの作り方までを勉強しました。 笠原 2014/6/5
帰国専門家連絡会かながわ(JECK)会員の方々による講義・意見交換会 長年の国際協力の現場を経験しているJECK会員の方に依頼、「今こそ、これだけは言いたい」という内容をご講義頂く 石井 2014/7/4
ODA概要 ODAのプロジェクト管理に必須となる事務・会計処理業務に関し、これまでTAが関わってきた、JICAを主とする事務・会計処理の仕組みの最新の概要を理解し、実際の経理業務に用いるエクセルフォーム等を活用して演習を行いました。また、ODAの最新動向を改めて整理・概観した他、ジェンダーを専門のバックグラウンドとする社員がジェンダーと開発をテーマに、JICAや他国におけるジェンダー関連案件の分析も行いました。 西嶋・丸山 2014/7/25
PCの時短テクニック Word、Excel、Outlook等の便利な機能、効率UPに繋がるテクニックの習得する。 橋詰 2014/10/9
エクセルでの統計処理の基礎 Excelの統計関数等を修得し、調査後の統計処理を効率的に進める。 橋詰 2014/10/23
JICAガイドライン等 JICAの各種のガイドライン等(変更点含め)の基礎知識 土屋 2014/11/6
2015年事後評価業務説明会 終了した事業(通常3年以内)を総合的に評価し、終了後も効果が発現しているか等を検証するための説明会。2016年度における最新情報等を学ぶことができ、今後の動向をつかむ上で役に立つ内容でした。 JICA調達部 2015/4/16
中南米におけるPHCの実際と母子保健~保健情報共有 パラグアイにおける事例をベースに、プライマリーヘルスケアの実際と母子保健について、保健情報の共有を切り口に紹介しました。中南米エリアの保健事情の理解を進めることにつながり、非常に好評でした。 佐々木隆典 2015/4/23
JICA 保健医療分野 コンサルタント等情報交換・連絡会 今後の保健医療分野の方向性を知る上で有益でした。 JICA人間開発部保健チーム 2015/5/19
国内研修ジェネラルオリエンテーション聴講 国内研修事業を実施するにあたり、他団体実施の国内研修のジェネラルオリエンテーションを聴講することは、当社の長所・短所を浮き彫りにする上で有益であり、今後の研修事業に生かされることが期待できます。 JICA東京 2015/5/22
ジンバブエ国、母子栄養強化プロジェクトについて ジンバブエ国で実施した同プロジェクトをベースに、栄養関連の知見ならびに母子保健にまつわる知見を実績に基づいて知ることができました。以降の栄養・母子保健案件に生かされることが期待されています。 西光 2015/12/18
2016年事後評価業務説明会 終了した事業(通常3年以内)を総合的に評価し、終了後も効果が発現しているか等を検証するための説明会。2017年度における最新情報等を学ぶことができ、今後の動向をつかむ上で役にたつ内容でした。 澤崎 2016/4/13
エチオピア国 カタール川流域住民参加型養魚による栄養改善プロジェクトについて 草の根型案件である同プロジェクトを通じて、栄養分野、住民参加型プロジェクトについて学びを得ることができ、栄養分野に明るくない人にとっても分かりやすい為になる内容でした。 谷保・丸山 2016/5/12
世界栄養報告書2016の概要 JICAで「母子保健及び栄養」のインハウスコンサルタントを務める西光から、栄養分野の国際協力に関する最新情報を共有しました。初心者にも分かりやすい内容で、好評でした。 西光 2016/7/19
公衆衛生におけるジカ熱の最新事情 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)のブラジルにおけるジカ熱の調査団に参加した建野からの報告会。ジカ熱対策への日本の協力や、病理的理解等、初心者にも分かりやすい内容でした。 建野 2016/7/22
JICA沖縄課題別研修エビデンスに基づく公衆衛生計画立案の報告 同月に実施された研修の報告だった。日程等の概要に加えて、研修員が策定した帰国後の行動計画について詳細な報告があり、有意義でした。 持田・丸山 2016/7/27
JICA東京国内研修勉強会の報告 同年7月にJICA東京で実施された研修受託団体を対象とした勉強会。また、TAが国内研修を実施するメリット等、整理をして共有しました。 土屋 2016/8/3
ケニアの衛生トイレプロジェクト 日本ハビタット協会とケニアで実施した調査の報告会。調査の実施概要、目的等が説明され、ケニアやトイレプロジェクトの知識を共有しました。 澤崎 2016/9/9
アンゴラ共和国の母子健康手帳プロジェクト詳細計画策定調査 「評価分析」として新しい技術協力プロジェクトの形成に従事した調査の報告でした。その後、同プロジェクトをTAが受注するにあたり、社内の理解が事前に深められ大変有意義でした。 持田 2016/9/14
2016年度インハウス業務概要 新たに受注をしたインハウスコンサルタントの業務内容を報告した。JICAの「母子保健・栄養分野」の協力方針や、最新のJICAの組織編成について説明。 西光 2017/4/18
日本ハビタット協会のスマイルトイレプロジェクトの紹介 澤崎が従事する「ケニアの衛生トイレプロジェクト」の現地専門家であるJavn Okello氏の来日に合わせて、報告会。ケニア現地からの視点や、英語による講義。 Javn Okello氏 2017/5/8
南アフリカUHC案件調査報告 持田さんが従事する南アフリカの派遣後の報告会。複数回の渡航がある案件であるが、中間報告会として社内の理解を深めることができました。 持田 2017/5/12
社会調査法入門 福嶋さんがJICAの研修で受講した社会調査法について紹介をしました。コンサルタント業務の基本である社会調査法について、改めて学び直すことができました。 福嶋 2017/5/31
ザンビアセンサスプロジェクト報告 昨年受注し、実施中の技術プロジェクトの経過報告会。社内の情報共有になったことに加えて、プロジェクト内での認識の共有等、学び合いの機会となりました。 倉又 2017/6/2
バングラデシュ国グラミン銀行の紹介 バングラデシュ国グラミン銀行の入門セミナー。バングラデシュ案件の提案書準備中のタイミングで実施され、社内の意識を高めることができました。 建野 2017/6/7


2018年2月15日