学会

2013年11月12日

第28回 日本国際保健医療学会 学術大会に参加しました。

2013年11月2日(土)~4日(月)に名桜大学(公立大学法人 沖縄県名護市)にて開催された「第28回 日本国際保健医療学会 学術大会」に参加してきました。

「南スーダンにおける助産師現任教育後の効果発現に影響を及ぼす要因の研究」について説明する平田さん学会では「ポスター展」にて弊社が実施したJICA技術協力プロジェクトである「南スーダン 戦略的保健人材育成プロジェクト」について「新生南スーダン共和国における保健人材育成の取り組み」と題して報告を行いました。

弊社発表のポスターブースは、上記プロジェクトの成果3「助産師指導者パイロット研修」にてご協力頂いた琉球大学医学部保健学科大嶺ふじ子先生の教室に属し、研修でもご尽力いただいた平田美樹さんがまとめられた「南スーダンにおける助産師現任教育後の効果発現に影響を及ぼす要因の研究」、北スーダンでNPO法人HANDSさんが実施している「フロントライン 母子保健強化プロジェクト(マザーナイルプロジェクト)」から、「スーダン共和国における村落助産師能力強化のための取り組み—JICA マザー・ナイル・プロジェクトの経験から」、同じく北スーダンでNPO法人ロシナンテスさんが実施していた「母子保健指標改善プロジェクト」から、「スーダン東部での母子保健活動最終評価報告」、といった、南北スーダン関連活動に関する報告と同じブースで、他団体の活動を聞くことも有益な学びとなりました。

懇親会では参加者も入ってのエイサー今年の学術大会は、「過去から学ぶ・地域に根差す・世界の健康を共創する」をスローガンに、シンポジウムにおいて「沖縄から世界の健康長寿社会を考える」「沖縄から途上国に発信する保健医療セクター史~医師でない保健医療従事者を中心に」といった沖縄と世界を切り結んだテーマが取り上げられていた他、2015年以降、つまりミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)終了後の、例えば、リオ+20において提案された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)やユニバーサルヘルスカバレッジ(Universal Health Coverage: UHC)についての議論等が盛り込まれ、地域に根差しながらもグローバルを見据えるエキサイティングな内容でした。

株式会社ティーエーネットワーキング
 笠原